台風10号。静岡県内では影響が少なかったようですが、東北地方に上陸し北海道に向かっているようです。すでに被害が出ているようですが、今後被害が広がらないよう祈るばかりです。
さて、ブルーセには絵本、児童書、小説、実用書、etc.様々な本が置いてありますが、今日は私のお勧めの本をご紹介したいと思います。
『みをつくし料理帖』シリーズ全10巻(+『みをつくし献立帖』)著者は高田郁
2009年から2014年にかけて時代小説文庫(ハルキ文庫)の書き下ろしとして発行されました。
私は見逃してしまったのですが、2012年と2014年にテレビ朝日系列でドラマ化されましたのでご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんね。
内容は水害で両親を失った大阪生まれの主人公「澪」が江戸で料理人として、そして女性として成長していく模様を様々なエピソードと共に描いた時代小説です。
澪をはじめ登場人物が魅力的でどんどん読み進み、あっという間に10巻読み終えてしまいました!
シリーズで澪がつくり出すたくさんの料理も興味深いものです。2012年発行の『みをつくし献立帖』ではこれらの料理の再現レシピや舞台となる料理屋「つる家」の間取り図、書き下ろしエッセイなどが収録されています。
時代小説にも色々なジャンルがありますが、私はこの作品のような江戸時代の庶民を描いたものが好きです。
興味のある方は是非お店に読みにいらしてくださいね(^o^)